ひょうたんキーホルダー、壺中天説
やっと2回目の更新です。
のぞき穴はなくて、下半分が透明になっていて風景画が見えるタイプです。
図像/東京・池袋サンシャインシティ?
採集日/2018.2.9
採集場所/メルカリで譲っていただきました。
青空にそびえるビルディング、そして空に浮かぶ巨大ラッコ?かわいい。
それにしても、なんで「のぞくと風景や写真が見えるキーホルダー」ってヒョウタンの形が多いんでしょう?
何かの故事来歴や昔話にちなんでいるのかしら?と思って民話や伝説の本を読んでみたりしたのですが…。
仙人や不思議な力を持っている人が壺やヒョウタンに入ったり、その中に別世界があったりする話や、逆にヒョウタンの中から無限に水やお酒を出す話などはあっても、直接「ひょうたんを覗く」という話は見つけられませんでした。
でも「壺やひょうたんのような器の中が不思議な世界や遠い場所に繋がっている」という、壺中天のモチーフの影響はあるのではないかと勝手に予想してます。
仙人とか腰にひょうたんを付けてるイメージがあるし、西遊記にも返事をすると吸い込まれちゃうひょうたんが出てきますよね。
ひょうたん=不思議なマジカルアイテムのイメージが、覗くと遠い景色や写真が見えるというギミックにマッチしたのでは??
でも、ひょうたん以外の形も色々あるので、メーカーの人がたまたま「ひょうたんの形がいいな~」と思って作ったら定番になった…とかかもしれないですが。